『もののけ姫』の冒頭10分には、アシタカがなぜ旅立つのか、どんな思いで村を離れるのか、その後の物語全体につながる要素が詰め込まれています。この記事では、この作品を“サンの物語”ではなく、“アシタカの旅立ちと変化を描く物語”として捉えながら、冒頭の構造を読み解いていきます。 タイトル画面の土面、タタリ神の描かれ方、エミシの村の世界観、痣の意味、ヒイ様の判断、カヤとの別れ、そして旅立ちの朝の演出までを順に整理することで、『もののけ姫』が何を描こうとしていたのかが見えやすくなります。 『もののけ姫』は“アシタカ ...