『風の谷のナウシカ』の画面には、セリフでは説明されない世界設定が細かく描き込まれています。腐海に沈む村、胞子に覆われた白骨、虫除けの塔、砂除け棚、揚水風車など、一見すると背景に見えるものにも、この世界で人間がどう生きているのかが表れています。 この記事では「ブラナウシカ」という視点から、腐海や風の谷を実在する土地を旅するように見ていきます。風の谷が風・水・土をどのように維持しているのか、セラミック文明の崩壊後に人々がどんな生活をしているのかを、映画の場面や画面のディテールから読み解きます。 さらに、王蟲の ...