男性は女性のどこに魅力を感じるのか

男性は女性のどこに魅力を感じるのか 顔やスタイルだけで決まるわけではない

男性は女性のどこに魅力を感じるのか。
これは、いろんな魅力があるんですよ。1点だけで決まるわけではありません。

バスト、ヒップ、ウエスト、くびれみたいな体型的な部分もあるし、性格もある。
素直な子がいいとか、ややこしい子は無理とか、いろいろありますよね。

結局、魅力はいろんなもので決まります。
だから一概には言えないんですけど、男って一番どこを見ているのか、という話です。

女性が男性に対して感じる魅力でいうと、強そうに見えることがすごく大事です。
生存能力が高そうに見える。肩とか胸とか、上半身の筋肉がついている方が強そうに見えるから、モテやすいという話ですね。

では、男性は女性に対して何を求めているのか。

これは少し微妙なところで、男性も生存能力を見ているんですが、どちらかというと「子孫を残せる能力」の方を見ています。
妊娠しやすそうとか、健康な子供を産んでくれそうとか、そういう要素を本能的に見ているわけです。

顔やスタイルだけで決まるわけではない

顔が綺麗とか、スタイルがいいとかももちろんあります。
顔が綺麗なのは、遺伝子が傷ついていない証拠として見られるので、左右対称性なども魅力に関わります。

ただ、女性が男性を選ぶときと、男性が女性を選ぶときでは、少し選び方が違うんじゃないかという話があります。

女性は子供を産むとなると、基本的には一人の男性の子供を一定期間育てることになる。
一方で、男性は生物学的には、1日に複数人の子供を作ろうと思えば作れる。

だから、男性と女性では、異性を見るときの基準が少し違うんじゃないの、というところから話が始まります。

健康的な体型と、男性が好む体型のズレ

健康的な体型と、男性が好む体型のズレ 痩せた女性がモテる理由を調べた研究 最もモテたのはBMI19の女性だった

進化心理学では、男性も女性と同じように、生存能力が高い相手、つまり健康的な相手を選ぶんじゃないかと言われます。

では、健康的な女性とはどんな女性なのか。

実は、ちょいぽちゃの女性の方が健康的なんです。
当たり前ですが、ある程度脂肪がついていた方が、人間は健康的に生きられることが分かっています。

ところが、ここでポイントがあります。

男性の皆さん、どうですか。
痩せている女性、好きじゃないですか。
スレンダーな女性の方が好きな人、多い感じがしません?

モデルさんにも細い人が多いですし、最近は鍛えている女性も流行っています。
普通に考えたら、生存能力的には多少脂肪がついていた方がよさそうなのに、なぜ男性は細い女性を好むのか。

ここが今回の話のポイントです。

痩せた女性がモテる理由を調べた研究

痩せた女性がなぜモテるのかを調べた研究があります。
1,327名の男性を対象に、進化論から見た女性の体型とモテの関係を調べたものです。

本来、人類は後世に遺伝子を残すために適応してきました。
男性であれば、生き残る力が強い人を女性は求める。
女性であれば、健康でいい子供を産み、育ててくれそうな人を男性は好きになるはずです。

さらに一般的に言えば、程よく脂肪がついている人の方が長生きしやすい。
だから、そこそこ脂肪がついている、ぽっちゃり系の女性の方がモテるんじゃねえの、という仮説を立てたわけです。

研究チームは、過去の研究から、最も健康的に生きていける女性の体型を調べました。
その結果、BMIでいうと22.8から24.8くらいの女性が、一番健康的に生きられるのではないかという話になりました。

BMIはボディマス指数ですね。
たしかにこのあたりは健康的ではあるんですが、スレンダーではありません。
スレンダー好きの僕からすると、はっきり言ってスレンダーではない体型です。

最もモテたのはBMI19の女性だった

研究チームは、ヨーロッパからアジアまで10カ国、1,327名の男性を集めました。
そして、女性の顔ではなく、体型だけが分かる画像を見せて、どの体型に一番魅力を感じるかを採点してもらったんです。

すると、何が起きたか。

BMI19の女性が一番モテちゃったんです。

ちょっと待てと。
おかしいだろと。

さっき言った通り、BMI22.8から24.8の女性が最も健康的に生きられるなら、進化論的にはもう少しぽっちゃりしている女性の方がモテるはずなんです。
そうであれば、ここまでダイエットも流行っていないはずです。

ところが、実際に男性に選ばせると、BMI19ぐらいの女性が一番モテた。
さらに、数理モデルの予想を外して、最もモテる範囲はBMI17から20ぐらいだったんです。

男性が女性に求めているのは、体型そのものより若さ

男性が女性に求めているのは、体型そのものより若さ 体型・肌・話し方も若さにつながる 「18歳から20歳じゃないとダメ」という話ではない

では、なぜそんな結果になったのか。

これが面白いところで、その数理モデルには大事な指標が入っていませんでした。
それが「若さ」です。

つまり男性は、体型とか性格そのものではなく、若さをベースに選んでいるんじゃないか、という話なんです。

痩せている女性の方が若く見えるというデータがあります。
脂肪が少ない女性の方が、平均的には若く見えるんです。

そして、BMI17から20の範囲に収まる女性は、年齢でいうと18歳から20歳くらいに多い。
つまり男性は、18歳から20歳くらいの女性の体型を好むように進化してきたのではないか、ということです。

しかも、この18歳から20歳くらいの女性は、生物学的には出産に有利な年齢だとされています。

だから、結局は若さなんですよね。

体型・肌・話し方も若さにつながる

男性は、BMI17から20くらいの女性を好きになった方が、遺伝子を残しやすかった。
だから、男性が見ているのは、単に性格でも体型でもなく、若さだったということです。

体型、性格、しゃべり方、肌の状態。
こういうものが全部、若さにつながっている。

つまり、一番妊娠しやすく、子供を産むのに適している年齢や、その特徴を持っている人を、男性は魅力的に感じやすいという理屈です。

男性が女性の魅力の中で最も優先するものは、若さだった。
そういうことなんですね。

「18歳から20歳じゃないとダメ」という話ではない

もちろん、これは体脂肪の量と男性の好みを調べた話です。
体脂肪が少なくても、タバコを吸いまくっているとか、加工食品ばかり食べていて肌がガッサガサとか、シミが多いとかだと良くありません。

この実験が見ているのは、若々しさという指標が大事だということです。

だから、18歳から20歳じゃないとアウトと言っているわけではありません。
男性が細い女性を好きになりやすい背景には、「若さの象徴」があるという話です。

若い特徴を分かりやすく出せるように、健康的に若々しい肌、体型、体質を保つ。
そうすれば、男性からは魅力的に見えやすいというのが、この実験の結論です。

年上が好きという男性もいます。
でも、年上が好きな男性に「どういう人が好きなの」と聞くと、年上でも肌が綺麗な人や、見た目に若々しさがある人を選びやすいんです。

見た目的に老けている人を好きになっているというより、性格的には年上が好きだけど、見た目や肌の綺麗さはやっぱり若いに越したことはない。
そういう話なんですよね。

年齢によって、魅力的に見える体脂肪は変わる

年齢によって、魅力的に見える体脂肪は変わる 若いときは痩せ型、年齢を重ねたら健康感

では、見た目が老けている人はどうすればいいのか。

もちろん、アンチエイジングを頑張った方がいいです。
ただ、見た目が老けている人は、体脂肪が多めの方がモテるのではないか、という指摘もあります。

体脂肪の量は、若さのサインになっています。
若いときは、痩せていて、見た目も若く、年齢も若い人が一番選ばれやすい。

でも年齢を重ねてくると、ガリガリよりは、少しふくよかな方が健康的に見えやすい。
生存競争的にも、その方が良さそうに見えるわけです。

若いときは痩せ型、年齢を重ねたら健康感

男性の中での見え方をざっくり言うと、まず強いのは、痩せていて若い人です。
見た目も若く、年齢も若い。これは一番選ばれやすい。

その次に、年齢を重ねているなら、少し健康的に程よく脂肪がついている人。
一番良くないのは、年齢も重ねていて、さらにガリガリで、健康管理がなっていないように見える状態です。

だから、若いときは変に脂肪をつけない方がいいんじゃないか、という結論になります。

BMI19というのは、かなり痩せ型です。
女性が健康的に生きるなら、体脂肪20%から22%くらいがいいんじゃないかと思います。

ただ、腹筋を割ろうと思ったら、体脂肪を15%から17%くらいまで落とす必要が出てきます。
ホルモンバランスが崩れない範囲でそこまで落とせると、最近流行りの、うっすら腹筋が割れているフィットガールみたいな体型になれると思います。

そこを目指すかどうかは好み次第です。
ちなみに僕は、そういう女性の方が好みですけどね。
これは人によると思うので、ご自由にどうぞという感じです。

整形より、健康的な若々しさにお金をかける

整形より、健康的な若々しさにお金をかける 肌・食事・睡眠・運動が若さの土台になる メイクや高級化粧品より、若さの指標を整える

「じゃあ私、整形するわ」と思う人もいるかもしれません。
ただ、整形は選んだ方がいいです。

メスを入れるというのは、体に対するダメージが大きい。
あとあと老化が効いてきます。
だから、整形で頑張ろうと思うと、結構無理があります。

整形でやろうとするのは、大体、形を整えることです。
でも今回の話から分かるのは、形を整えることだけにそこまで意味があるわけではないということです。

男性が女性の魅力を決めるとき、形質的な美しさはもちろん重要です。
ただ、若さを犠牲にしてまで、形が美しいものを選ぶわけではありません。

男性は、若くて健康的な女性を好みやすい。
そういう意味では、整形よりも、ベースのスキンケアや健康にお金をかけた方がいいんじゃないの、ということです。

肌・食事・睡眠・運動が若さの土台になる

健康を象徴するような状態や、本当に肌が綺麗になるようなことに投資した方がいい。
これはなかなかシュールな話ですが、研究から見てもそういうことが分かってきます。

女性の皆さんは涙ぐましい努力をされている方が多いと思います。
でも、その努力には報われるものと、報われにくいものがあります。

高い化粧品にお金を使っても、意味が薄いものはあります。
化粧品会社の策略に乗って、使う意味のないお金を使ってもしょうがない。

整形も同じです。
いいお医者さんもいれば、ダメなお医者さんもいます。
特に自由診療は怖いところがあって、効果が怪しいことを平気でやっている人もいます。

だからこそ、まずは健康的な若々しさを作ることです。
スキンケア、睡眠、食事、運動。
当たり前なんだけど、結局ここが大事です。

メイクや高級化粧品より、若さの指標を整える

メイクをすれば、もちろん綺麗っぽくは見えます。
ただ、メイクだけで魅力が大きく上がるわけではありません。

それよりも、タバコを吸わない。
加工食品やお菓子ばかり食べない。
睡眠をちゃんと取る。
運動して体型を整える。
肌を綺麗に保つ。

そういうことの方が、若さの指標という点で見ると、おそらくモテにつながります。

スキンケアも、基本的に人間ができることはそんなに多くありません。
保湿すること。
紫外線を止めるために日焼け止めを塗ること。
必要に応じて、肌のターンオーバーを助けるものを使うこと。

高級化粧品の中には、よく分からない香料やブランドのロゴ、やたら分厚い高級な瓶で値段を上げているものもあります。
でも、若々しさを保つために本当に必要なのは、もっと地味なところです。

健康的な生活をしながら、肌と体型を整える。
男性が女性に魅力を感じる背景には、若さと健康感が大きく関わっている。
今日の話は、そういうことです。