『となりのトトロ』は、子どもがそのまま楽しめる作品として親しまれていますが、大人の目で見ると、ネコバスやススワタリ、トトロそのものに込められた設定や思想がまったく違って見えてきます。 この記事では、ネコバスを「化け猫」、ススワタリを「付喪神」として捉える見方を入り口に、トトロを可愛い生き物ではなく「古代神」の生き残りとして読み解いていきます。さらに、縄文土器やコマの設定、日本列島や森の変化、人間との関係をたどりながら、『もののけ姫』や『風の谷のナウシカ』とのつながりまで整理します。 『となりのトトロ』を子 ...