『火垂るの墓』は、戦争の悲惨さや兄妹のかわいそうさだけで語られがちな作品です。ですが本文では、冒頭5秒の構造、ラストシーンの意味、清太の無表情や行動の描かれ方を手がかりに、高畑勲が本当に描こうとしたものを読み解いていきます。 なぜこの作品は「反戦映画」ではないのか。なぜ清太と節子は現在の神戸を見下ろしているのか。タイトルにあるホタルは何を象徴しているのか。作品を細部から追いながら、『火垂るの墓』の見え方が変わる論点を整理します。 『火垂るの墓』は「かわいそうな話」では終わらない こんばんは。岡田斗司夫チャ ...